アク抜きをしたのにエグミが残っていたという場合の解決策

たけのこのアク抜きに失敗した時の対策

たけのこは収穫した直後から時間の経過とともにアクが増していくので、
なるべくはやくアク抜きをする必要があります。
また、たけのこのアクはエグミが強く、体に悪影響のある成分が含まれているので正しいアク抜きが大切です。
今回はせっかくアク抜きをしたのに食べてみるとエグミが残っていたという場合の解決策をご案内します。

 

1.アク抜き失敗の原因

 

たけのこのアク抜き失敗の原因として考えられるのは、

 

(1)筍に切り込みを入れ忘れている

筍に切り込みを入れ忘れている
たけのこのアク抜きを行う際の下処理として、穂先を斜めに切り落として、
更に身を傷つけないように皮に対して垂直に切り目を1本入れるという行程があります。
この行程を忘れてしまうと、中まで火が通りにくくアクが残ってしまいます。

 

(2)煮汁が冷めきっていない

たけのこのアクは茹でている時ではなく、茹で汁が冷めていく時に抜けていきます。
その為、火を止めてからすぐに調理をしてしまうと長い時間茹でていてもエグミが残ったままになってしまうということになります。

 

 

2.追加のアク抜き方法

 

アク抜きを終えた後にまだエグミが残っていると気づいても、諦めて捨ててしまわずに追加でアク抜きができます。
その追加のアク抜き方法は、

 

(1)水にさらす

たけのこが入るような大きめのタッパーを用意します。
そこに適当な大きさに切ったたけのこを入れて、たけのこがひたるくらいの水をいれて1日から2日程度、冷蔵庫で保存してください。
この時、朝昼晩1回ずつ水を交換することがポイントです。

 

(2)重曹を使って再度茹でる

水1リットルに対して、重曹を小さじ1加えたものに、皮を剥いたたけのこを入れて再度茹でます。
20分程度茹でるだけでエグミは抜けます。

 

(3)大根おろしを使う

大根おろしと同量の水、この2つを合わせたものの1%の塩を混ぜたものを用意します。
これに皮を剥いたたけのこを適当なサイズに切って約1時間つけておくだけです。
アクがまだ少し残っていると感じた場合には、新しい液に漬け替えてみてください。

 

時間や手間を考えて自分に合った方法で再度作抜きをしてみてください。

 

 

3.アクが残っているたけのこを利用した調理法

 

アク抜きを行なっても、収穫してから時間が経っている場合や、そもそもアクが強いたけのこなどはなかなかエグミが消えません。
そんなときはエグミが気になりにくい調理法で料理することをオススメします。
油はアクを分解してくれる性質がある為、油を多く使用する調理法はエグミを感じにくくなります。
その為、たけのこの天ぷらがおすすめです。
一緒に旬の野菜や山菜も天ぷらにすると食卓も彩りが華やかになりますので、アクが強い場合には天ぷらにしてみてください。

 

また、カルシウムが含まれるものと調理するとエグミが和らぐので、
例えばバターで炒めるとエグミが気にならなくなります。
たけのこだけでも絶品ですが、ベーコンなどとバター醤油で炒めると美味しくいただけます。
是非試してみてください。

 

 

4.アクを抜いたたけのこの保存方法

 

一度に数本アク抜きをすることが多い為、なかなか1日では食べきれない場合の保存方法をご案内します。

 

(1)冷蔵保存

アク抜きをしたたけのこを、適当なサイズに切ってタッパーなどの密封容器に入れます。
水に浸して約1週間持ちます。
ただし、毎日水は交換するようにしましょう。

 

(2)冷凍保存

アク抜きしたたけのこを、調理しやすいように細切りや千切りにします。
水気をしっかりとって空気に触れないようにラップで包むか、フリーザーパックにいれて冷凍庫で保存すると約1ヶ月持ちます。

 

せっかく時間をかけてアク抜きをしたのにエグミが残っていると、たけのこ自体が良くなかったんだろうなと思いがちですが、諦めずに再度アク抜きをしたり調理法を変えてみてください。