シソが添えられるのには理由がある

食べ合わせについて

お刺身の盛り合わせを頼むと必ずシソ(大葉)が添えられています。
シソを必ず巻いて食べる方も、食べない方もいますが、
ただ色合いが良くなるだけではなく、シソが添えられるのには理由があるのです。

 

 

シソ(大葉)が添えられる理由は?

 

お刺身にシソが添えられている大きな理由は、シソに防腐作用殺菌作用があるからです。シソの独特の爽やかな香りの成分はペリアルデヒドという成分です。
この成分には、防腐作用と殺菌作用があり、生魚の匂いを防いで、食中毒を防いでくれます。
殺菌作用は、シソを細かく刻むと、より効果が高まります。

 

また、そもそもシソには高い栄養分が含まれています。
ビタミン類や、ミネラルが豊富で、その中でもカロテンビタミンB1、ビタミンB2、カルシウムの含有量は野菜の中でもとても多いです。

 

 

シソの大きな効果!

シソの大きな効果!

 

1.ガンの抑制

 

シソには人参と同じくらいのβカロテンが含まれています。
βカロテンは体内でビタミンAに変わり、視覚や嗅覚、粘膜、皮膚を保護してくれるだけではなく、その抵抗力も強くしてくれます。抗酸化作用もあり、これがガンや老化を予防してくれます。
また、ビタミンCも豊富で、ビタミンCにもガンの予防作用があります。

 

 

2.アレルギーの抑制

 

シソには体内でEPAに変化する物質が含まれています。
EPAには、免疫を正常にする働きがありアレルギー症状を緩和してくれます。
また、シソに含まれるロズマリン酸が皮膚の炎症やかゆみを抑えてくれるので、ぜん息や花粉症の症状も和らげてくれます。

 

 

3.食欲増進

 

シソの香りの成分であるぺリルアルデヒドは消化酵素を分泌して、
食欲を増進させてくれます。
また胃の調子も整えてくれるので、夏バテをしてしまった時などにもシソはピッタリです。

 

 

4.貧血予防

 

シソにはが豊富に含まれており、同時に鉄の吸収を助けるビタミンCも多く含んでいるので、貧血の予防をしてくれます。

 

 

5.美肌効果

 

シソに含まれるβカロテン、ポリフエノール、ビタミンCなどには抗酸化作用があり、
紫外線などによる酸化の予防に効果があります。

 

βカロテンには皮膚を健康に保つ効果があり、

 

ポリフエノールは血液をサラサラにする効果、

 

ビタミンCにはコラーゲンの生成を増進してくれる効果があります。

 

またカリウムは代謝を促進してくれるのでむくみの解消にもつながり、女性に嬉しい成分が豊富に含まれています。

 

 

一緒に添えてあるしその実(穂じそ)ついては?

ちなみにしその実(穂じそ)の栄養は?

 

しその実もお刺身盛り合わせにツマとして添えられていることがあります。
でも食べ方、なにものなのか分からず手を出せない方いるのではないでしょうか。

 

この穂じそは種子が熟しかけているものです。

 

まずは食べ方!

 

手のひらにのせて、軽くパンっとたたきます。
そうすると、香りが出て、しその風味を最大限に引き出してくれます。
よく、胡椒も挽きたてが香りが良いのと同じで、食事を更に楽しめますね!

 

この穂じその枝を手にもって、箸で枝に沿って滑らせていき、実をこそげ落として、お醤油の中に外していきます。
こちらのお醤油でお刺身と一緒にしその実を食べるとプチプチっとした食感としその風味が味わえます。

 

 

そして、気になる役割や栄養は?

 

穂じそにも殺菌作用があり、お刺身での食中毒を防止する効果があります。
こちらにも、ぺリルアルデヒドというシソの香りの成分に抗菌作用があるようです。
それから、食欲増進効果もあり、胃の調子も整えてくれて、刺し盛には大歓迎の食材ですね!

 

気になる栄養です。
しその実も、
βカロテンが多く含まれていて、
抗酸化作用が高く、がんの予防、動脈硬化、生活習慣病予防に効果があります。
ビタミン類、食物繊維も豊富なのでこれもまた、がん予防の効果があります。

 

そして、
α‐リノレン酸
必須脂肪酸の一つでアトピーやがん予防、物忘れ予防、高血圧予防の効果があるとされています。

 

他には、
ルテオリン
免疫機能の正常化やアレルギーに対抗する作用があり、花粉症やアトピー性皮膚炎を抑えるのではないかと研究が進んでいるようです。

 

生魚を食べる時の、食中毒を防いでくれるだけでなく、豊富な栄養も含まれているので是非お刺身にシソを巻いて食べてみてください。