美味しい味噌汁の決め手は?

味噌汁の出汁は何で取るのがお勧め?

 

美味しい味噌汁の決め手となるのは、味噌と具材、そしてなんといっても出汁です。
味噌汁は一番シンプルな家庭の味で、出汁の取り方と味噌は家庭や地域によって異なります。
そんな出汁の取り方は様々で、それぞれの良さをご紹介いたします。

 

「昆布出汁」

昆布出汁は上品でやさしい旨味が楽しめる出汁です。
北海道や東北では昆布出汁の味噌汁が多いです。
素材の味や香りを生かしたいときに昆布出汁を使うのが最適です。
好みもありますが昆布出汁に向いている昆布は、真昆布、利尻昆布、日高昆布、羅臼昆布の4つです。
出汁の取り方は、

 

1.昆布を拭く
濡れ布巾で昆布の表面を軽く拭きます。
この時、ごしごしと拭いてしまうと旨味が逃げてしまうので軽く表面の砂などをはらうような気持ちで拭くのがポイントです。

 

2.火にかける
鍋に水と昆布(水500mlに対して昆布5g)を約30分つけ置きをしてから中火にかけます。

 

3.昆布を取り出す
ぷくぷくと沸騰し始めきた頃、沸騰の直前で昆布を鍋から取り出せば完成です。

 

また時間はかかりますが手軽な方法として、
水の中に昆布を入れて(水500mlに対して昆布5g)半日つけ置きをします。
昆布を取り出せば昆布出汁の完成です。

 

出汁を取った後の昆布は佃煮などにすると朝ごはんのお供となり、無駄なく活用することができます。

 

 

「煮干し出汁」

煮干し出汁は魚の風味が楽しめ、味わいに深さやコクがある出汁です。
煮干し出汁にはイノシン酸とグルタミン酸が含まれているので旨味の相乗効果があるのに加えて、煮干しと味噌の相性が良いことから味噌汁にぴったりです。
全国の中でも九州や四国では煮干し出汁の味噌汁が多い傾向にあります。

 

良い煮干しの見分け方は、全体の色が変色しておらず綺麗な銀色であることです。
また、鮮度の良い煮干しは腹部が内側にくの字になっているものです。
背中側にくの字になっている煮干しや、腹が崩れている煮干しは避けるようにしましょう。

 

出汁の取り方は、

 

1.頭やワタを取り除く
生臭さや雑味を取り除くために、煮干しの頭と腹の部分にある黒いワタを取り除きます。

 

2.火にかける
鍋に水と煮干し(水500mlに対して煮干し15g)を約30分つけ置きをしてから強火で沸騰させます。沸騰したら弱火にしてアクを取り除きながら10分ほど煮出します。

 

3.漉す
キッチンペーパー又は、ザルで漉したら煮干し出汁の完成です。

 

また煮干し出汁も、
同量の水と煮干しを前日に鍋に入れて一晩置くだけでも作ることができます。

 

 

「かつお節出汁」

かつお節出汁は芳醇な味と香りを楽しめる出汁です。
出汁が主役となるような料理に使われるため、どんな和食にも合う出汁です。

 

様々な種類のある鰹節の中で、かつお節出汁に向いているのは、削り節の中の花かつおと厚削りです。
まず花かつおは、香りが良い上品な出汁に仕上がります。
厚削りはその名の通り厚めに削られた鰹節なので甘みの強い出汁に仕上がります。

 

かつお節出汁の作り方は、

 

1.水を沸騰させる
鍋に水500mlを入れて火にかけます。

 

2.かつお節を加える
鍋の水が沸騰したら鰹節20gを加えて約2分煮出します。

 

3.漉す
キッチンペーパー又は、目が細かいザルで漉したら鰹節出汁の完成です。

 

 

「出汁パック」

本格的な出汁が手軽に取れる出汁パックは忙しい朝にはとても役立ちます。
メーカーや素材よって様々な種類がありますので自分好みの出汁を探してみると良いでしょう。

 

また出汁パックで出汁をとるのが面倒な方には更に手軽な顆粒だしもあります。
顆粒だしは粒状になっている出汁をお湯に溶かすだけで良いのでとても便利です。

 

 

出汁の取り方は様々な種類がありますが、好みの味と香り、忙しい朝にかけれる手間を考えてご家庭に合った出汁の取り方で味噌汁を作りましょう。
また夏になると味噌汁は避けがちですが、夏こそ夏バテと夏冷え対策に味噌汁を食べて欲しいものです。
野菜や海藻からビタミンとミネラルを補給して、夏バテ知らずで夏を乗り越えましょう。