肉と魚が同時に食卓に並ぶことはありますか?

魚と肉を同時に使う料理

毎日の食卓で献立を考えるのは一苦労です。
主菜を肉にしたけれど品数が少し足りないからお刺身をプラスしたり、主菜を焼き魚にして肉じゃが や肉豆腐も一緒に食卓に並べたりすることはありませんか?
また、居酒屋へ行ったときに全体のバランスを考えずに食べたいものを注文して、肉料理と魚料理という主菜ばかりが並んでしまうことはありませんか?

 

この肉と魚が同時に食卓に並ぶというのは単純にカロリーを摂取しすぎるという点があります。
しかし、少量ずつであれば良いのでしょうか。
そもそも肉と魚を一緒に食べるというのは変なことなのでしょうか。

 

「栄養面には問題はあるの?」

肉と魚が一緒に食卓に出てくるとタンパク質が豊富で栄養満点の食卓のように感じます。
しかし、同時に食べると栄養面で考えると逆にそれぞれの良さが活かされなくなってしまいます。

 

この2つを一緒に食べてしまうと、
肉と魚はそれぞれタンパク質を構成しているアミノ酸の種類が違うため、
違う種類のタンパク質を一緒に摂ると酵素の働きが悪くなってしまうのです。

 

食事によって口から体内に入った食べ物は、胃や腸で必要な栄養分は吸収また分解されますが、不要となったものは便として体外に排出されます。
この吸収や分解の過程で働くのが酵素です。
酵素の働きが悪くなってしまうと、吸収と分解が上手くできないために消化不良となるのです。

 

せっかく栄養豊富な魚や肉を摂っても、その栄養素がしっかりと吸収できないと栄養が不足してしまいます。
そうなると、脳が勘違いをして更に栄養を求めるので栄養を欲する指令を出します。
栄養は足りているはずなのに、
脳から栄養を求める指令が出てしまうので食べすぎを招いてしまうのです。

 

 

「理想的な食卓」

魚や肉それぞれにしかない栄養素があります。

 

肉には含まれていないビタミンDが豊富に含まれています。
このビタミンDはカルシウムの吸収率をあげてくれるので骨を丈夫にすることや、免疫力を高めてくれます。

 

また、DHAやEPAを含んでいることは多くの方に知られています。
DHAとEPAは記憶力や視力の回復、血液をサラサラにしてくれる効果、中性脂肪を減らしてくれる効果など生活習慣病に効果的です。

 

肉の中で私たちの食卓に並ぶことの多い牛肉、豚肉、鶏肉のそれぞれの栄養素は

 

牛肉

牛・豚・鶏肉のなかで最も鉄分を含んでおり、貧血予防や貧血の改善に効果があります。

 

豚肉

ビタミンB群を豊富に含んでおり、中でもB1が多く含まれています。
このビタミンB1はエネルギーの代謝を助ける働きがあるため、疲労回復に効果があります。

 

 

鶏肉

ビタミンAを豊富に含んでいます。
ビタミンAは皮膚や粘膜の健康を守ってくれる働きがあるため、
視力を正常にしてくれたり、
感染症を予防して免疫力を高めてくれる効果があります。

 

 

 

なるべく肉と魚を一日置きに食べるというのを心がけて毎日の献立を考えるようにしましょう。
また、人間の体はタンパク質を貯めておくことができません。
多く摂取しすぎてしまったタンパク質は腸へと運ばれて、胃に大きな負担をかけてしまいます。
そうならないために
必要なのが野菜に含まれる酵素です。

 

野菜に含まれる酵素

肉や魚から摂取した酵素の分解に働きかけてくれます。
野菜はあまりタンパク質を含まない食材なので
肉や魚、どんな料理と組み合わせて食べても問題はありません。
生野菜や果物は酵素や食物繊維を豊富に含んでいるため、
肉や魚の倍量食べるくらいの気持ちで
なるべく野菜の酵素を摂ることが大切です。

 

 

必要な酵素や栄養素をとり、
時々運動をすることも心がけて
健康な日々を過ごせるようにしましょう。