こんにゃくのアク抜きの理由と方法

コンニャク アク抜き しなくても大丈夫?

おでんや煮物、炊き込みご飯、豚汁などに欠かせないこんにゃくですが、インターネットのレシピや料理本などをみるみるとアク抜きをしてから…と書いてあることが多いです。
こんにゃくのアク抜きは何故必要なのか、アク抜きをしないと問題はあるのかについて解説します。

 

こんにゃくは何故アク抜きが必要なのか

こんにゃくを料理したことがある方であれば一度は気になったことがあるかと思いますが、こんにゃくは袋を開けると独特な生臭い香りがします。
あの独特の香りはこんにゃくの原料であるこんにゃく芋に含まれる”トリメチルアミン”という成分が原因です。
また、こんにゃくを作る過程でこんにゃくを固めるために水酸化カルシウムという成分を加えるのですが、この水酸化カルシウムもこんにゃくの生臭いにおいと、それに加えてアクの原因となっています。
この生臭さとアクを取り除くためにアク抜きを行います。
更にアク抜きをすると、おでんや煮物の場合は特に味が染み込みやすくなるという利点もあります。

 

こんにゃくのアク抜き方法

実際にどのようにしてアク抜きを行うのか、代表的なアク抜き方法は、

 

電子レンジでアク抜き

こんにゃくを料理に合わせて適当なサイズにカットします。
耐熱容器を用意して、その中にカットしたこんにゃくを入れ、こんにゃくが浸るくらい水を入れてください。
ふんわりとラップをかけてこんにゃく100gに対してレンジで500Wで2分間加熱します。
(こんにゃく1枚は200?300gのものが多いです。)
こんにゃくを水で軽く洗ってキッチンペーパーで水気を拭き取ったら完了です。

 

茹でてアク抜き

こんにゃくを料理に合わせて適当なサイズにカットします。
こんにゃく100gに対して小さじ1程度の塩でこんにゃくをもみます。
沸騰したお湯の中にこんにゃくを入れて、再度煮立ってから2?3分茹でたら完了です。
茹ですぎると固くなってしまう為、茹ですぎには注意してください。

 

炒ってアク抜き

こんにゃくを料理に合わせて適当なサイズにカットします。
カットしたこんにゃくを鍋に入れて中火でかき混ぜながらから炒りをしたら完了です。
水気が飛んだな、と感じるくらいまで乾煎りをしてください。

 

3種類の方法を紹介しましたが、それぞれのアク抜き方法の手間を考えて自分に合った方法を試してみてください。

 

 

アク抜きをしないとどうなるか

一言でアク抜きといっても、食材によってアク抜きをする効果が異なります。
例えばワラビなどの山菜はアク抜きをしないと体に悪い成分を摂取してしまうためにアク抜きをする必要があったり、茄子は水にさらさないと変色してしまう為に水にさらしてアク抜きをします。
こんにゃくは生臭さを取り除いて味を染み込みやすくするためにアク抜きをするので、アク抜きをしなくても体に悪いということはありません。
しかしアク抜きをした方が臭みやアクが消えるだけでなく、味が染み込みやすくなり、食感も良くなります。
アク抜きをすることによってより美味しく食べることができるので、なるべくアク抜きをしてから料理するようにしてください。

 

体に害はないと言っても、アク抜きの一手間を加えるだけで料理が格段に美味しくなるのであればアク抜きをしてから料理したいですよね。
是非こんにゃくを使った料理をする際には、アク抜きをしてから調理してみてください。