干し柿は繊維質が多い!

干し柿は繊維質が多い!

秋の果物といえば柿を思い浮かべる方も多いと思います。
柿は10月から11月頃までに収穫が行われるので、干し柿がスーパーなどに出回るのは11月から3月頃です。
干し柿は繊維質が多く、便秘気味の方におすすめの食材です。

 

実際に、甘柿や渋柿と比べて干し柿の食物繊維量は、
甘柿は100gのうち1.6g
渋柿は100gのうち2.8g
そして干し柿は100gのうち14gも含まれています。

 

柿は水分量が多い果物のようには感じませんが、80%以上は水分でできています。
その水分を干すことによって抜いてできたのが干し柿です。
したがって干し柿は甘みが凝縮されており、その甘さは柿の4倍になると言われています。
甘みだけでなく同時に食物繊維も凝縮されるので、
果物の甘柿に比べて干し柿は胃腸に濃度の濃い食物繊維が届けられます。

 

食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2種類に分けられています。

 

水溶性食物繊維

 

その字の通り水に溶けるタイプの食物繊維です。
便が固くなりがちの方は水溶性食物繊維を意識して摂るようにしましょう。

 

 

不溶性食物繊維

 

水に溶けないタイプの食物繊維です。
便のかさを増やし、腸を刺激してぜんどう運動を活発にして便通を促進してくれます。
干し柿に含まれる食物繊維は不溶性食物繊維で、便秘の予防や改善に期待ができます。

 

 

1日2つ干し柿を食べると、1日に必要な食物繊維の半分の量を摂取することができます。

 

 

 

その他の栄養は?

その他の栄養は?

 

干し柿には甘柿の3倍もβカロチンが含まれています。
βカロチンには活性酸素を除去する働きがあり、
この活性酸素は体内で発生して肌トラブルの原因となる原因なので、
βカロチンを摂取することで美容にも良い影響があります。

 

また、βカロチンは体内でビタミンAに変化します。
ビタミンAは胃腸の粘膜を強くする働きがあるので、体の抵抗力を高めてくれます。

 

更に、マンガンやカリウムも多く含んでいます。
カリウムは血中のナトリウムを尿と一緒に体外に排出してくれる為、高血圧やむくみに効果的です。
またマンガンは疲労回復や骨粗しょう症に効果があるといわれています。

 

 

便秘の解消をしてくれ、栄養豊富な干し柿ですが、食べ過ぎには注意しなければいけません。
甘柿にもタンニンが含まれていますが、干し柿にも同様にタンニンが含まれています。
タンニンは、摂りすぎると腸に特殊な膜を張ってしまい、ぜんどう運動を抑制してしまいます。
せっかく食物繊維を摂ろうと思って食べても、食べすぎると逆に便秘を進めてしまうので食べすぎには注意しましょう。