カレーに福神漬け、らっきょうをつけるのはなぜだろう?

カレー カレー 福神漬け ラッキョウ なぜ?

カレーライスに付け合わせるのは福神漬けが好きですか?
それとも、らっきょうが好きですか?
それぞれカレーライスに合わせる好みがあるかと思いますが、そもそも何故ご飯にカレーは合うのに更にカレーライスに福神漬けやらっきょうという漬物を添えるのでしょうか。
今回は、何故カレーライスには福神漬けやらっきょうが定番の付け合わせになるのかご説明します。

 

1.カレーライスと福神漬け

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そもそも福神漬けという名前は福の神を漬けた物というとても縁起の良い名前ですが、これは1885年頃に開発されたものだと言われています。
この縁起の良い福神漬けという名前は、「茄子、大根、かぶ、紫蘇、ウリ、蓮根、なた豆」の7種の野菜を使っていることから七福神に例えてつけられたと言われています。
また、福神漬けがあればごはんがよくすすむことから他のおかずがいらないため、食費の節約になることから縁起が良くて福も漬け込まれているようだと評判になったのでこの名前がついたとも言われています。
明治の人はとても豊かな発想で名前をつけますよね。

 

そしてカレーライスに福神漬けを付け合わせるようになったのは明治30年の中旬だと言われています。
野菜や果物に香辛料を加えて、煮込んだり、漬け込んだりして作られるペースト状のチャツネというソースがあります。
日本郵船がヨーロッパへ向けて出していた船ではカレーライスが提供されていて、その当時のカレーライスにはこのチャツネを付け合わせるのが定番でした。
しかし、ある時チャツネを切らしていて福神漬けを添えてみたところ好評だったことがカレーライスに福神漬けを付け合わせるようになった始まりだと言われています。

 

ちなみに、その当時は福神漬けが高級品で、1番高いランクの船である一等船にしか福神漬けは付け合わせてもらえず、二等船や三等船では福神漬けではなく、たくあんが添えられていたようです。
あまりお店でカレーの付け合わせとしてたくあんを出すところは見かけませんが、カレーライスにたくあんを添えて食べる人もいるようですよ。
甘いカレーが好きな方は、たくあんを合わせてみるのも良いかもしれません。

 

 

 

2.カレーライスとらっきょう

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カレーライスにらっきょうが付け合わせられるようになった時期や理由についてはさまざまな説があります。
その中の1つとして、戦前に帝国ホテルが列車の中の食堂で、外国ではカレーライスの箸休めとしてピクルスを添えていることを参考にしてらっきょうを添えたことがはじまりだと言われています。

 

はじまりは外国の箸休めを真似たことですが、実際にカレーライスとらっきょうの食べ合わせはとても良いことがわかっています。

 

らっきょうは独特の香りがしますが、その香りの成分は硫化アリルという栄養素です。
この硫化アリルは玉ねぎやニンニク、ニラにも含まれていて、

 

(1)胃の働きの改善してくれる
(2)血液の循環、流れを改善してくれる
(3)腸内環境を整えてくれる
(4)ビタミンB1の吸収を助けてくれる
(5)代謝を高めてくれる
(6)急激な血糖値の上昇を抑えてくれる
(7)安眠効果

 

という多くの健康によい効果があります。

 

また、例えば豚肉や豆類などビタミンB1を含む食材がカレーの中に入っていれば硫化アリルがビタミンB1の吸収を助けてくれるので疲労回復効果がアップします。
カレーに豚バラ肉を入れたり、豆カレーにしたりと気軽にビタミンB1をカレーに取り入れることができるので疲れた日に食べるカレーにオススメです。
カレーに豆乳を加えるととてもマイルドな味になって、尚且つビタミンB1も摂取できるのでまろやかなカレーが好きな方はチャレンジしてみてください。
それだけではなく、カレーを作る際に使用する香辛料と硫化アリル、両方に代謝を高める働きがあるため、一緒に食べるとより効果があがります。

 

 

3.カレー食べ合わせ

らっきょうは箸休めとしてだけでなく、栄養面の食べ合わせも良いことがわかりました。
ではらっきょうのほかにカレーと食べ合わせが良いそのほかに食材をご紹介します。

 

カレー × ニンニク、玉ねぎ

らっきょうに含まれる硫化アリルはニンニクや玉ねぎにも含まれるので、らっきょうと食べ合わせた場合と同じ効果があります。

 

 

カレー × サラダ

生野菜にはミネラルが豊富で脂肪燃焼効果があります。
カレーライスはカロリーが気になる料理の1つなので是非サラダを組み合わせて食べてみてください。
サラダを組み合わせて食べる場合には食べ始めはサラダから食べるようにしてください。
そうすると血糖値の急上昇を防ぐこともできます。

 

 

カレー × りんご

りんごに含まれるペクチンという栄養素が糖の吸収速度を穏やかにしてくれます。
カレーには多くの糖質が含まれているため、ペクチンを一緒に摂るのはとてもおすすめです。
カレーの隠し味にリンゴを加えても良いですし、食後のデザートとしてりんごを食べるとさっぱりとします。

 

 

カレーライスに福神漬けやらっきょうが付け合わされるようになった由来がわかりました。
実際に一緒に食べることによって健康によい効果がアップする食材もご紹介したので、カレーを食べる際には是非食べ合わせの良い食材と組み合わせて食べてみてください。