アルミ鍋と重曹についてと関係

アルミ鍋 重曹 灰汁抜き

山菜やタケノコをアク抜きする時に重曹を使ったアク抜き方法がありますが、アク抜きをしたら鍋が黒ずんでしまった経験はありませんか?
今回はアルミ鍋と重曹の関係をご案内します。

 

 

アルミ鍋の良さ

鍋を買いに行くと主にアルミ製とステンレス製のものが目に付きます。
見た目に大差はないのですがアルミ鍋はなんといっても

軽い
ので中に料理が入っていても運びやすく、女性にはありがたい材質です。
また鍋が重いと洗い物も重労働になりますが、アルミ鍋は軽い為一人暮らしの方にも扱いやすく重宝されます。
それだけではなく
熱伝導が良い
です。
熱伝導が良いとお湯も沸騰しやすく、時短料理に重宝します。

 

 

アルミ鍋の弱み

軽くて熱伝導の良いアルミ鍋ですが弱みもあります。
まずは基本的には

IHに対応していない
ということです。
IHコンロの家庭も増えてきていると思いますがアルミ鍋は基本的にはIHに対応していません。
中にはIH対応のアルミ鍋もありますが特に表記されていない場合はIHコンロには使用しないようにしてください。
また
熱やアルカリ性に弱い
という性質があります。
そのため長時間の煮込み料理には向きません。

 

 

重曹を使ったアク抜き

ワラビは重曹を使ったアク抜きの代表的な食材です。
春の山菜であるワラビはお浸しや炊き込みご飯にすると絶品です。
そんなワラビはアク抜きをしなければエグミが強くてなかなか美味しく食べることができません。
そのため下準備としてアク抜きをするのですが、ここで必要なのが重曹です。
大きめの鍋に水を入れて火にかけ、沸騰したら重曹を加えます。
この時、水1リットルに対して重曹は小さじ1杯程度が目安です。
火を止めてワラビをお湯に入れてそのまま一晩つけておくとアク抜きが完了します。
ワラビ以外の山菜やタケノコにも重曹を使ったアク抜き方法が利用できます。

 

アルミ鍋で重曹を使ったアク抜き

アク抜きをする際に重曹を使うこともありますが、この重曹を使ったアク抜きにアルミ鍋を使うのはおすすめしません。
なぜなら重曹の成分である炭酸水素ナトリウムとアルミ鍋のアルミが化学反応を起こしてアルミ鍋が黒ずんでしまうからです。
また重曹は掃除にも使うことのできますがアルミ鍋を綺麗にしようと思って重曹を使用すると黒ずんでしまい逆効果となります。

 

この黒ずみは体に悪影響を及ぼすことはないので、黒ずんだからといってすぐに捨ててしまうことはありません。
出来るだけ綺麗に長持ちさせるためにはなるべくアルミ鍋に重曹を使用するのは避けてください。

 

 

黒ずんでしまったアルミ鍋の対処法

重曹を使ってアク抜きや掃除をしてしまって黒ずんでしまったアルミ鍋はなかなか元のような綺麗な色に戻すことは難しいです。
完全に黒ずみを落とすことはできませんが、黒ずみを薄める方法はあります。
それはを使った方法です。

鍋に8分目くらいまで水を張って沸騰させます。
そこに酢を大さじ1程度加えて15分程度そのまま沸騰させて、柔らかいスポンジで磨くと黒ずみが剥がれて薄くなります。

酢の代わりにレモンの輪切りを入れても同様に効果があるので、アルミ鍋が黒ずんでしまった際には試してみてください。

 

 

軽くて手軽に使えるアルミ鍋と、アク抜きから掃除まで万能な粉末である重曹はそれぞれとても便利ですがこの2つの相性が悪いということだけ頭に入れておいてください。